「働きやすさ」が当たり前に

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2022.09.07

海外で外国人を雇用しフルリモートワークと
なる場合の社会保険はどうなる?という
ご相談を受けました。

紙面の都合でざっくりした書き方になりますが
健康保険・厚生年金は加入。
窓口で保険証を出すことはできないものの
もちろん給付も受けられます。

雇用保険は当初から国外に
居住している人を雇う場合
対象になりません。
(詳しくは管轄の役所にお問い合わせください)

社会保険だけでなく
税など給与の扱い、在留資格…
様々なことが絡んできます。
専門家も大変です(笑)。

働き方の多様化というと、
今までは育児や介護、いわゆる家庭の事情を
きっかけとして、制度を既存の会社の枠組み内で
整えるという話でしたが、

コロナ禍も加わって
副業・兼業や雇用されない働き方など
会社の枠組みを超えたものになってきていますね。

副業・兼業ガイドラインの改正や
下請法がフリーランスの保護を目的とした改正を
目指すなど、国も意識しているはずです。

労働力が減り続けている今、
もう「会社に出勤して1日働く」
モデルだけでは成り立たなくなりました。

「会社で雇われて働く」前提が崩れつつある今
「働きやすさ」を整えることは
当たり前で必要最低ライン。
それができない会社はそっぽを向かれる
ことになるのでしょうね。

(毎週水曜日更新)

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