Column
東京都が若者を対象に行った調査で
緊急事態宣言中の外出予定
(通学・仕事以外)は、
週0日が25.2%、週1日が27.7%、週2日が19.2%。
約7割の若者が、外出は週2日以内に
控えていますが、逆に75%は
外出の予定があるという結果が出ました。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/05/25/20.html
外出目的は、「買い物」「散歩や運動」が多く、
外出してもよいと考える理由は、
「不要不急の外出に当てはまらない」が多いそうです。
このデータ自体は、買い物の内訳が
食料品なのかそれ以外なのかわからないので
この結果だけを切り取って、
不要不急の外出とは何か?という議論はできません。
気になるのは、東京都の施策の
意図がわからないことです。
小池百合子知事は
「感染者数減少の流れをさらに
確実なものとする」と説明していますが、
一方で映画館や百貨店の営業は緩和されます。
店を開けていれば当然、人は外出するでしょう。
飲食店や小売店が非常に厳しいことは
充分承知していますが、
何がしたいのかわからないことに
非常にモヤモヤします。
感染拡大防止という目的に
行動が伴っていないように思います。
東京都の目指す姿=ビジョンが
全く見えないことで
多くの人がストレスを感じているのでは
ないでしょうか。
私も友達に会いたいし、
生ビールが飲みたいです。
早くワクチン接種が普及し、
安心して外出できる日が来ることを
願ってやみません。
(毎週水曜日更新)