お盆休みのシーズンですね。
私は、まだ完全オフとはいかず、
仕事の傍ら本を読んでいます。

本当は、セミナーの資料準備を
進めなければならないのですが…（苦笑）。
人はやらなければならないことがあると
他のことについ手を付けてしまうものだそうです。

最近、こんな本を読みました。
「怒りの扱い方大全」

こちらは、一般社団法人
日本アンガーマネジメント協会理事の
戸田久実さんの著書です。

日々イライラしたり、モヤモヤしたり
いろいろありますよね。
つい感情的になって、後悔することもあります。

こんなページがありました。
「自分ができることを子どもができないと
イライラしてしまいます。」
それ、すごく分かります！！

そんなときは親子と言えども
「それぞれ違う人間である」と
割り切ること、と書いてありました。
本当に、その通りなんですよね…。

ものごとの感じ方、考え方、
行動のスピード、エンジンがかかるきっかけ。
伸びるタイミング…
みんな、それぞれ違います。

中学受験を取り上げたマンガ
「二月の勝者」で、主人公の塾講師が
保護者にこんなことを言います。
「親は、待つことのエキスパートたれ」

これは、上司とか、社長に
置き換えてもいいかもしれません。

助言や、時には叱咤激励も。
ここには相手に届く工夫、
言語力、表現力が求められます。
そのうえで、成長を粘り強く待つ。
人を育てるには、そういう姿勢が必要なのですね。
私も、まだまだ修行中です。

（毎週水曜日更新）