Column
なんと!今日で8月も終わりなのですね!
最近の小学校は始まりが少々早いようですが
私の子どもの頃は、
宿題を必死でやる日だったなあ(笑)。
どうしてこうなってしまうのでしょうか。
私たちは、問題を「SSR理論」で
とらえています。
SSRとは、
Strengths(人の強み=人材力)
Structure(組織の構造=組織力)
Relation(関係=関係力)
の頭文字をとったものです。
組織が成果を出すために必要なことや
組織の問題を解決するために
この3つの要素から考えるのです。
たとえば残業が多いという問題があったとき
特定の人に偏っているのであれば
その人のスキルが足りていない仕事を割り当てていて
時間内に終わらせられない(人材力と組織力)のか
部署間のルールやコミュニケーションが
うまくいっていなくて
特定の部署に残業が発生してしまう(組織力と関係力)のか
他の人にも手伝ってもらいたいのに
言えない…(人材力と関係力)
という具合です。
そのように考えると
宿題がギリギリまで終わらない問題は
宿題を終えるための計画を立てることが
もともと苦手で(人材力)
朝食を終えたら取り掛かるというような
仕組みも構築、実行できず(組織力)
自分では仕組みが作れないのに
他に助けも求められず
ギリギリまで抱え込む(関係力?!)
という風に考えることができます。
ともすると会社で起こる問題は
人の資質とかスキルなどばかりに
目が行きがちですが、
資質を発揮できない背景や
風土などにも目を配る必要が
あるのです。
SSR理論にご興味のある方は
ぜひこの動画を見てみてください。
https://iwamikozo.com/hm/clp/motivation100/
(毎週水曜日更新)