島耕作、箱を出る?

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2022.04.06

日曜日の日経の「春秋」が
「社外取締役島耕作」の
連載スタートについて取り上げていました。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220403&ng=DGKKZO59662960T00C22A4MM8000

課長から始まったシリーズ、
彼はすでに74歳になっていました。
びっくり。
団塊の世代だったんですね。

漫画を読んでいないので
外からみた印象ですが
大企業に入社してバブルを謳歌し、
その後の厳しい時代も
順調に昇進を重ねている
彼のストーリーは

大企業サラリーマンのファンタジー、
おとぎ話ととらえていました。
だから、私とは正反対の世界だと
思っていたし、
全然興味はありませんでした(笑)。

ネットニュースでは
「組織から外れたところを見たかった」とか
「いつまで組織にしがみつくのか」
という声もありました。

「春秋」によれば、社外取締役として
ベンチャー育成や中小企業の事業承継に
取り組むそうです。

私は、確かに組織ではあるけれど
大企業という箱を出るという
展開に興味を持ちました。

自分の当たり前が通用しない体験や
価値観の転覆を迫られる姿を
見てみたいと思いました。

団塊の世代というと、
昭和のサラリーマン成功モデルを経験し
なかなかそこから頭を
切り替えることができない
印象が強いです。

私の周りにも、熱意は分かるし
ところどころ大事なことを
言ってはいるけど
それ今の若者に通じるのかな?と思う
ような説教をぶってしまう
団塊世代の男性がいます。

やっぱり頭を切り替えるって
難しいんだよなあ。

ぜひとも、大企業出身の鼻を
へし折られるようなストーリーを
期待したいところです(笑)。

(毎週水曜日更新)

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