最近、面白いサイトを見つけました。

中小機構（独立行政法人 中小企業基盤整備機構）が
運営するサイトの「志士タイプ診断」

テストから導き出される
5つの強みから、幕末～明治の志士や経済人に
なぞらえた診断です。
ちなみに私は、板垣退助でした。

提示される5つの強みは、
これまで受けたことのある
ストレングスファインダーや
効き脳診断とも共通項が多くありました。

強みとは、得意なこととして
自認しているものもあれば
やるのが苦にならないとか、
ごく自然にできていることだったりもします。

必ずしも飛び抜けて見えるわけではなく、
本人が意識していないことが
強みであることが多いのです。

これまで、教育や職場では
苦手を克服することが評価されたり
凸凹をならしてどれも平均に近づけることを
目指してきました。

でも実は、それぞれの強みを生かす方が
チーム全体のパフォーマンスは上がるのです。
メンバーの平均点を上げるより、
チームの総得点を上げる考え方です。

マネジメントの役割はメンバーの強みを把握し、
強みを生かして回す仕組みを作ることなのです。

手始めに志士診断で、メンバーの
強みを知ってみるのも、面白いですよ。

好きなことを仕事に、とはよく聞く言葉です。
漠然としていますし、これに基づく仕事の選び方には
メリットもデメリットもありますが、
案外真理をついているのかもしれません。

（毎週水曜日更新）