思い切って、手を離す

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2021.04.21

昨年、地方の大学に進学した息子が
この春、学生会館からマンションに引っ越しました。

風呂や食事など、日常生活に必要なものが
一通りそろい、一定の保護を受けていた
環境を離れ、何もかも自分でまかなう場に
自ら移ったのです。

一定の保護がある代わり、会館生活には
当然ルールがあり、窮屈さを感じていたようです。

高校まで実家暮らしで、生活の基盤は
何もかもおんぶにだっこだった彼です。

トイレも風呂も自分で掃除するんだよ!?
とずいぶんと念を押しました(笑)。

まもなく、部屋の中を案内する
動画が送られてきました。
洗濯機、炊飯器などがそろい、
冷蔵庫には卵が入っていました。

その前日には、ご飯と豆腐のみそ汁、
キャベツの千切りを添えた豚の生姜焼きの写真が
送られてきました。

ううーーーん、
私が思っていたより、はるかにまっとうな
生活を送っています(笑)。

いつまで続くかはさておき、
子はそれなりに育っているようで。
信じて見守るしかないですね。

自転車の荷台をいつまでもつかんでいては
自分で乗れるようにはならない。
勇気をもって、手を離すことが必要なのでしょう。

子育ても、社員の育成も
同じなのかもしれないなあと思いました。

(毎週水曜日更新)

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