情報を受け取る力

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2023.06.15

社労士の多くが利用しているシステムが
ランサムウェア攻撃を受けてダウンしています。

他の媒体では先週のうちに報道がありましたが
日経新聞の報道は昨日でした。

「社労夢」にサイバー攻撃
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF134VE0T10C23A6000000/

ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃を5日に受けたと発表した。1週間以上が経過した13日午後3時の時点で、同社のホームページや、給与計算や社会保険の手続きを支援するクラウドサービス「社労夢」のサイトが接続しづらい状況にある。

日本経済新聞2023年6月14日朝刊

この記事には、「いつ」発表したかという内容がありません。
システム障害のことは、少なくともシステムを利用する社労士は
1週間以上前には知っていましたし、今も日々情報は会社から
発信されています。

しかしこの記事で初めてその情報に触れた読者は
今頃発表?と誤認する可能性もあります。

SNSで事実かどうか疑わしい
情報が流れることも多いですよね。

情報は常に真実を完全には伝えていない、
不十分なものだと認識すべきなのだなと
改めて思いました。

だからこそ自分で取りに行く、選び取る力が
必要だなと改めて思います。

これは人の話も同じだと思っています。
人はつねに自分から見えているようにしか
伝えられません。

人にはそれぞれ違った価値観、フィルター、
あるいはバイアスといったものが必ずあるからです。

特に上司部下の関係では
このような情報のやり取りのエラーが
本当に多いです。

伝えられた言葉の表面的な部分だけみるのでなく
その人の話の背景をみる、
背景を知るための質問をしてみるといった
一歩踏み込んだコミュニケーションが必要なのですよね。

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