Column
一昨日、二十歳を迎えた我が家の長男が
成人式に出席しました。
写真を撮りに会場に出向くと
華やかな振袖姿がたくさん!
みんな美しくて見とれてしまいました。
小さい市なので顔見知りも多いのですが
誰が誰だか、もう分かりません(笑)。
学生の子、すでに働いている子、
母になった子もいました。
4月からは、成人年齢が18歳に引き下げられます。
大人になるとはなんだろう。。
保護者の庇護を離れ、
自分でクレジットカード契約できたり
お酒やたばこなどが許されたり
(注:お酒、たばこは20歳に据え置きです。
訂正いたします)。
自分で考え、判断できる年齢に
達したとみなされるということなのでしょう。
大学進学率が上がり、社会に出る年齢は
数十年前に比べたらずいぶんと遅くなりました。
今の子は幼い、とも言われます。
中学を卒業したての子が「金の卵」といわれて
集団就職する時代もありましたね。
そのころは会社が生活を含め、
丸ごと面倒をみていましたから
実は会社が、こども同然の社員たちを保護していたとも
言えるかもしれません。
対して今は、会社は一生面倒など
見てはくれないし、また若者側も
そんな期待は抱かなくなっているようです。
翻って、ウン十年前に社会人になった私は
大学を出たら普通にそこそこの会社に就職できると
思い込んでいたのです。
当時の自分を殴りたいです(笑)
今の学生のほうがよほどしっかり考えています。
「安泰」などないということも知っている。
新成人たちを、心から応援したいと思います。
彼らが希望を持って働けるような
組織を、会社を、社会を作る。
それが先に生まれた、私たちの使命だと思うのでした。
(毎週水曜日更新)