本当の健康経営とは?

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2021.10.27

先日、社労士仲間の勉強会で
「健康経営」について学びました。

健康経営とは、従業員の健康管理を
経営目線から取り組むことです。
優良法人認定制度もあり、
従業員の活力向上や組織の活性化を
もたらし、業績向上や株価向上につながると
期待されるそうです。

これが実現できたら実に理想的ですが、
多くの社員には
「また社長がなんか言い出したよ」としか
受け取られないような気がします。

優良法人認定の評価項目として
例えば食生活の改善や運動機会の増加、
喫煙率低下に向けた取り組みがあるのですが
健康に関心の低い社員にとっては
余計なお世話です。

「社長の思いつき」とスルーされない
ためには、何のためにそれをやるのか、
自分にどんなメリットがもたらされるのか
目的とその結果実現される状態を
社員がイメージできるように伝えなければなりません。

会社の認知度が上がる、
売上が増える、優秀な人材が集まる、
その結果自分の働きやすさも向上したり
業績が上がって賞与が増える。
こんなサイクルができたら最高ですね。

体の健康を保持するのに大事な要素の
ひとつは、血のめぐりがよいことです。

組織も同様に、人と人のコミュニケーションや、
業務が滞りなくスムーズに流れている状態を
実現することが、本当の健康経営と
いえるのではないでしょうか。

(毎週水曜日更新)

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