Column
最近、中学受験がテーマのドラマ
「二月の勝者」を見ています。
原作のマンガが好きで、全巻持っています。
主人公のくろっきー先生役、
柳楽優弥さんは原作イメージそのままの目力で
ドラマもとても面白いのですが
ときどき違和感を感じます。
設定やストーリーが違っていたり
マンガでは大人びたキャラクター造形
の生徒も、子役たちが
ちょっと子どもっぽかったり。
こういう、「なんか自分が思っていた
イメージと違う」って、よくありますよね。
仕事でも、部下が自分の思ったように
動いてくれないとか
期待したものと違う動きをされる
なんてことはよくあります。
でもこれは「こうあるべき」とか
「こうあってほしい」という
自分の勝手な願望なわけで
相手にとってはあずかり知らぬこと。
自分のイメージを相手に
的確に、具体的に
伝えているでしょうか?
目指す状態、ビジョンを
伝えることは、経営者や上司の
大事な務めです。
人の集合体である組織が成果を
出すためには、経営者の抱くイメージを
具体的に言語化された状態で
社員に伝わっていることが必要なのです。
(毎週水曜日更新)