Column
3月1日から、大学生の就職活動が
本格的に動き出しました。
私が就活したのはおよそ30年前(笑)。
そういえば当時は略さず、
就職活動と言っていましたね。
何でも略すのは、
やはり時代のスピード感が
上がったからなのでしょうか。
当時の就職活動と今の就活、
変わったなあ~と思うことを書いてみます。
その1:会社と学生の出会い方
【昔】4年生になる直前ごろに、
リクルートから会社紹介の
分厚い冊子が届く。
会社説明会に参加するほか
OB訪問という方法がありました。
大学の先輩で希望する会社に勤める人に
会いに行き、選考に進むというものです。
会社にも「リクルーター」なる
若手社員がいて、後輩たちに
声をかけていましたね。
もっとも、バブル崩壊後
「うちに来て来て~」とはいかなくなり
下火になっていったように感じます。
【今】就活は大学3年生からすでに始まっている。
昨年はコロナ禍があって
中止やオンラインだけが多かったようですが
インターンシップはもう当たり前になりましたね。
有名大手企業が、上位大学の優秀な学生に
目を付ける場だという話も聞きます。
その2:選考
【昔】OB訪問、リクルーターとの面談が
そのまま選考のスタートでした。
パスすれば採用担当者との面接に進み、
数回の面接を経て採用となります
【今】会社説明会から、最初は
ネットでエントリー。
それからエントリーシートをネットで提出し
パスできたら面接に進めます。
まずエントリーシートの内容で
突破しなくてはならないので
今の学生は大変だなあと思います。
今や、会社説明会すら
オンラインになりましたね。
おまけ:昔も今も変わらないこと
エントリーシートでも面接でも
「学生時代に力を入れたこと」を
いかに自分のアピールポイントに
結び付けられるかが大切ということ。
これも今は「学チカ」というらしいです。
また略すんかい!!
ついていけないわあ~。
(毎週水曜日更新)