私には社会保険労務士の師匠がいます。
出会いは起死回生をねらって社労士試験の
勉強をしていた受験生時代。
当時はパート社員でしたね（笑）
師匠は、受講していた受験対策講座の講師で
私は通勤時間にイヤホンで聴いていました。

社労士試験合格後に、
師匠が新人社労士向けのゼミを主宰されている
ことを知り、めちゃくちゃ興味があって
ガイダンスに参加しました。

合格したはいいけれど、
社労士のお客様は、基本的に
会社であり経営者です。
パートのモヤモヤから社労士にたどり着いた
私には、気持ちの落としどころが
わからずにいたのです。

私はその疑問を師匠にぶつけました。
社労士って経営者の味方だと思うんですが
社員の味方にはなれないのでしょうか？

その時の師匠の答えは

「会社が良くなれば、
社員も働きやすくなるよ。」

というものでした。

なるほど！そう考えればいいのか！！
ストンと腹落ちしましたね。
そしてそのゼミに入ったのです。

社労士の仕事といったら
労務相談や給与計算や社会保険手続きしか
知らなかったけれど、実はさまざまな形で
社会の役に立てるのだと知りました。

そこで出会ったいろんな講師の先生方、
同期の仲間、ゼミの先輩や後輩。
人との出会いがかけがえのない財産に！

残念なことにこのゼミが終了することとなり
ZOOMでの最終講義に参加しました。

参加者は、100人超。現在大活躍の先生も
何人も送り出しています。
師匠の人柄がよくわかる集まりでした。

20年以上、現場で活躍する社労士を輩出
され続けた、師匠＝北村庄吾先生　には
もう感謝しかありません。

仕事から趣味まで、とことん取り組む先生は
引き続き、社労士としてやりたいことが
たくさんあるそうです！
今後ますますのご活躍が楽しみですね。

（毎週水曜日更新）