Column
チームビルディングコンサルタントの
コミュニティで
「アクションラーニング」を
学んでいます。
アクションラーニングとは何かというと
「実務を通じたリーダー育成、
チームビルディング、組織開発を
効果的に行う問題解決手法である」
(マイケル・J・マーコード
「アクションラーニング入門」)
つまり現場で起こっている課題解決に
取り組む過程で、メンバー個人や組織の
成長を促す仕組みです。
教育研修というと、知識の定着を
目的とするのが多くのやり方です。
ハラスメント研修などはわかりやすい例ですね。
一方でその場でわかった、ためになったと
感じたとしても、実際に行動に移されなければ
問題の解決はなされません。
また一般的な研修では講師→個人のやり取りに
なりますから、受講者間で連携して取り組む
行動にはつながりにくいでしょう。
アクションラーニングは、
目の前の課題をグループで考え、
解決策を考え、行動します。
その過程で個人の力やグループ間の関係性、
組織として成果を出す力をつけていくのです。
例えば残業時間を削減するなど
緊急性がある程度高く、重要度も高い
問題の解決手法として有効です。
組織の問題を解決しながら人が成長する仕組み、
アクションラーニング。
もっと広めていきたいと思っています。
(毎週水曜日更新)