Column
Twitterを見ていたら、
#10年前の自分に言っても信じてもらえないことを言う見た人もやる
というハッシュタグがタイムラインに流れてきました。
10年前というと、社労士試験に合格した年です。
わあ、そんな昔か!!
おりしも8月、社労士試験の季節です。
苦しかった思い出をまざまざと思い出しました。
暑いし、世は夏休みで家族との予定も
おろそかにはできない中での受験は
精神的にきつかったですね。
前年は1点不足で不合格でした。
人事パートタイマーのモヤモヤを
突破しようと挑んだ試験も5回目になっていました。
小学生を育て、働きながらの受験は、
5時起きでの朝勉と通勤時間、
昼休みに勉強するのが精いっぱい。
夜は力尽きて無理。
当時、合格前の4月に社員にはあげてもらったのですが
自分の仕事は流れてくるものをこなすこと。
忙しくて残業も多く、手取りは増えましたが
社員になったら解決するのかなと
思っていたモヤモヤはあまり変化がありませんでした。
会社ではメンタル不調が増えてきていましたが
私は権限がないので遠くから眺めているしかなく
業務の改善など身の回りの課題解決で
気持ちを落ち着けようと思いましたが
それも周りが動かなければままならない。
自分のやっていることがどこへも貢献できていない
感覚があって、閉塞感、無力感が大きかった。
今思えば、その状況を変えたいという
悔しさだけが原動力だったなあと思います。
さて、10年前の自分に言っても信じてもらえないこと
改めて考えてみました。
今会社で悔しく苦しい思いをしている自分へ。
そういう思いをしているからこそ、
社員も社長も幸せに働くために
支援するという仕事の軸ができたんだよ。
本当にやりがいを感じられる仕事をする
ためにそれは必要な経験なんだよ。
それから、仕事のストレスはゼロになったよ(笑)
肩こりは完全にはなくなってはいないけど、
マッサージに行くほどではなくなったし、
買い物でのストレス発散も必要なくなったよ。
ほんの少しだけど、私にも力になれることがある。
その実感が私を幸せにしています。
(毎週水曜日更新)